内臓脂肪と食事の関係

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身体に良いものをバランスよく食べる

バランスの良い食事内臓脂肪を減らすためには、食事のバランスを考え、暴飲暴食を控えるといった、ある程度の努力が必要です。
最近は、健康ブームで、テレビの特集番組でも「身体に良い」「ダイエットに効く」などのうたい文句で、様々な食品がとりあげられています。
テレビで取り上げられた食品は、翌日スーパーに行くと、お客が殺到してすぐに品切れになるなど、少々過熱気味です。

しかし、ここで落とし穴が。
「身体に良い」という食品は確かに良いのですが、ブームに踊らされて、その食品ばかりを集中して食べることで、 逆に内臓脂肪を増やしてしまう危険性もあるのです。

例えば、「ごま」が健康に良いとテレビで紹介されたら、通常の食事に加えて、ゴマを大量に摂取するなどです。たとえ、 ダイエットや健康に良いといっても、それらの食品にもエネルギーの素があります。内臓脂肪を減らそうと、ダイエットしても、 そうした食品をたっぷり食べると逆効果なのです。

悪性因子にあわせた食事をとる

メタボリックシンドロームの3つの悪性因子は、「高脂血症」「高血圧」「高血糖」ですが、 それぞれの悪性因子に合った食事の取り方を心がけるようにしてください。

■高脂血症(中性脂肪値が高めの方)
お酒と甘いものは控えましょう。
また、果物も避けた方が賢明です。果物は、体内に吸収されやすく、体内に入った糖分が、内臓脂肪の原因ともなり得るのです。

■高血圧の方
塩分を控えてください。塩分の代わりに、山椒や唐辛子、わさびなどを上手に使うことで、食事にメリハリが出ますので、工夫してください。
唐辛子に含まれる「カプサイシン」は、代謝力を高めますので、塩分を取る代わりに唐辛子で工夫すれば、さらに良い効果が得られるでしょう。

■高血糖(血糖値の高い方)
糖質を控えてください。高脂血症の場合と同様、果物の取りすぎには注意してください。
主食には、できるだけ吸収の遅い玄米や、全粒粉のパンなどを選ぶと良いでしょう。
血糖値の高い人は、ゆっくりと良く噛んで食べるように心がけると、血糖値の急上昇を防ぐことができます。

アブラを減らした食事で、メタボリックシンドロームを予防する。

内臓脂肪を減らすためには、食事制限だけではなく、筋肉(特に赤色筋肉)を増やして、脂肪を燃焼させることが大切です。

その筋肉を作る材料になるのが「たんぱく質」です。
たんぱく質を摂取するには、肉や魚、卵などが効果的ですが、同時に「アブラ」を取らないように注意する必要があります。

肉や魚を買う時には、できるだけアブラの少ない部位を選ぶのがコツです。
牛肉なら、霜降り肉よりも赤身肉。
魚ならトロより赤身。赤身より白身。

このように、部位を選ぶことでアブラの摂取を抑えながら、筋肉の素になる「たんぱく質」を摂取できま
す。

また、イワシやアジ、サバなどは中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やしてくれますので、積極的に食べるようにしましょう。


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