女性と内臓脂肪

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女性と内臓脂肪の関係

メタボリックシンドロームの診断基準では、お腹まわりの危険域として、男性では85cm、女性は90cmとなっており、 女性の方が男性よりも5cm大きくなっています。

この違いは、女性特有の体質に、その秘密があります。
女性は、女性ホルモンの関係で、皮下脂肪がつきやすく、一見お腹の周りがポッコリなっていても、内臓脂肪は案外少ない場合が多いのです。

男性の場合は、「男性ホルモン」によって内臓脂肪が貯まりやすい体質です。
心筋梗塞や脳梗塞の危険域とされる年齢でも、男性は45歳以上、女性は55歳以上と、なんと10年の開きがあります。
これも、男性の方が内臓脂肪が貯まりやすいことが、一つの原因でしょう。

更年期からは、女性も要注意

このように、女性は男性よりも内臓脂肪が貯まりにくく、比較的メタボリックシンドロームの危険性は低いともいえます。しかし、 女性の場合は更年期を過ぎ、閉経を迎える頃から、注意を要します。

閉経すると、女性ホルモンの分泌量は激減し、内臓脂肪が貯まりやすい体質になるのです。
女性ホルモンには、強力な抗酸化作用があることが知られており、活性酸素による害から身体を守る作用があります。これが、 内臓脂肪をためにくくさせる働きにもつながっているのですが、この女性ホルモンの分泌が弱まると、 様々な障害が起こってくる可能性が高まるのです。

内臓脂肪とメタボリックシンドロームには、年齢によるホルモン分泌量も大きく関わっているのです。


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