内臓脂肪の見分け方

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内臓脂肪の見分け方

お腹がポッコリ出ている人は、「メタボリックシンドロームか?」とついつい短絡的に疑ってしまいがちですが、肥満には「皮下脂肪型」と 「内臓脂肪型」があり、「皮下脂肪型」の場合はメタボリックシンドロームの危険性が少ないので、悲観的になる必要はありません。

では、その「お腹ポッコリ」が皮下脂肪なのか、内臓脂肪なのかを見分ける方法ですが、確実なのは病院でCT検査を受ければいいのですが、 メジャーでお腹の周りを測ることでも、ある程度は分かります。

もっと簡単なのが、「お腹の皮膚をつまんでみる」ことです。
お腹がパンパンに張っていてつまめずに、おへその窪みがなくなっている人は、内臓脂肪を疑った方が良いでしょう。
これに対し、お腹の脂肪を皮膚ごとつまめる人は、皮下脂肪が多いと考えられます。女性の場合は、どちらかといえば皮下脂肪が貯まっている場合が多いです。

たまりやすく、燃えやすい内臓脂肪

しっかりと運動し、筋肉の量を増やしていれば、たくさん食べても内臓脂肪はたまりません。内臓脂肪は、お腹にたまりやすいのが特徴ですが、 逆に運動などで燃えやすい性質もあります。
適度な運動によって、内臓脂肪を減らすことができるのですから、 メタボリックシンドロームの予防法としては日頃の生活リズムや運動を規則正しく行うことが、ポイントになるのです。

方や、皮下脂肪は、内臓脂肪に比べてたまりにくいのですが、一旦皮下脂肪がついてしまうと、なかなか減らすことが難しいのです。
女性の肥満には、皮下脂肪型が多いのですが、頑張ってダイエット法を色々試しても脂肪が減らないのは、この皮下脂肪に原因があるのです。

 

では、再度復習です。

●皮下脂肪
お腹の周り、わき腹、腰の周りをつまんで、指でたっぷりとつまめるのは、「皮下脂肪」です。

●内臓脂肪
お腹の中身がパンパンに詰まって、皮膚の伸びきっている状態。つまんでも、ちゃんと皮膚と脂肪をつまむことができません。そうした状態の場合は、 「内臓脂肪」がたまっている可能性がありますので、要注意です。

皮下脂肪と内臓脂肪の見分け方イラスト


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