メタボリックシンドロームと高血糖

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メタボリックシンドロームと高血糖

糖尿病メタボリックシンドロームの診断基準のひとつに、「高血糖」があります。
これは、空腹時の血糖値が110mg/dl以上であれば、危険因子とみなされます。

高血糖とは、血液中の糖が増えすぎた状態をいい、その数値がある一定レベルを超えると、「糖尿病」になります。
糖尿病は、食べすぎ、飲みすぎ、運動不足といった生活習慣から引き起こされるケースが多く、決して遺伝などによるものだけではありません。

生活習慣病としての「糖尿病」が、現代の日本で急増しているのです。

1型糖尿病と2型糖尿病

糖尿病には、すい臓からインスリンが分泌されなくなる「1型糖尿病」と、遺伝的な原因や生活習慣が原因となる「2型糖尿病」 に大別されます。

このうち、内臓脂肪が関わってくるのが、「2型糖尿病」です。
現在、日本国内の糖尿病患者は、増加の一途をたどっています。
この急増の背景は、やはり生活習慣に起因した「2型糖尿病」の増加にあるといえるでしょう。

メタボリックシンドロームの診断基準の数値は、基本の空腹時血糖値の値がやや高いのが特徴です。
内臓脂肪が増え、いくつもの要因が重なって糖の代謝が悪くなり、血糖値が急上昇することに、怖さがあるのです。

タバコと糖尿病の関係

喫煙イメージ最近、なにかと悪者にされるタバコですが、確かに健康上を考えると喫煙が健康に及ぼす害といいうのは、 甚大なものがあります。
タバコを吸うと、ニコチンの作用によって血管が収縮し、慢性的にアドレナリンや副腎皮質ホルモンの放出を促すために、 インスリンが効率的に働かなくなります。
いわゆる「インスリン抵抗性」の状態となるのです。

こうした状態が、血糖値の上昇を招き、高血糖となるのです。
さらに、喫煙そのものが内臓肥満に関わってるとも言われ、愛煙家ほど、メタボリックシンドロームの危険性が高いとされています。


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