筋肉を増やして内臓脂肪を燃やそう

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脂肪を燃やす運動とは

ジョギングのイラストおなかにポッコリと付いた内臓脂肪を減らす方法として、 運動することで脂肪を効率よく燃やすことが必要になります。脂肪をエネルギーに変える運動により、 メタボリックシンドロームを予防することにつながるのです。

では、どんな運動が脂肪を燃やすのに適しているのでしょうか。
例えば、ダイエットの時によく思い浮かべる「ジョギング」や「ランニング」。
実はジョギングは、脂肪を燃やすのにはあまり効果がないのです。

人間の身体は、とても高燃費にできていて、運動することで消費できるエネルギー量は、さほど多くはないのです。フルマラソンを3回走って、 やっと1kgの脂肪が燃焼できるほどのものでしかありません。
では、運動はたいした意味を持たないのか、というと、そうでもありません。

例えば、激しく筋肉を動かす必要のない時(例えばじっと座って勉強していたり、寝ている時など)は、 筋肉では糖よりも脂肪が燃えているのです。
心臓は、どんな時でも絶えず活動していますが、そのエネルギーの7割が脂肪からもらっているのです。
つまり、脂肪をどんどん燃やしているわけです。

ここに、メタボリックシンドロームを予防するための、適切な運動の仕方のヒントが隠されているのです。

運動の順番がとても大切

メタボリックシンドローム予防のための運動は、大別すると以下の3つに分けることができます。

1.筋肉を増やす運動(ダンベルなどを利用)
2.筋肉を利用して、脂肪を燃やす運動(有酸素運動。ジョギングなど)
3.血液の循環を促す運動(柔軟体操など)

脂肪を減らすためには上記の運動を1番から順にやっていくことが好ましいです。
つまり、単純に脂肪を燃やそうとするのではなく、まずは筋肉を増やして内臓脂肪を燃やすことを意識するのです。

赤色筋肉が、内臓脂肪を燃やす

筋肉を増やして、脂肪を燃焼させることが、メタボリックシンドローム予防には適切な運動の方法であることがわかりました。
では、この筋肉ですが、どの筋肉を増やすのが良いのでしょうか?

筋肉には、大きく分けて「白色筋肉」と「赤色筋肉」の2つがあります。

ウエイトトレーニング白色筋肉は、瞬発力を生み出す筋肉で、主に糖質が燃焼してパワーを生み出します。
短距離走やボディビルダーは、この「白色筋肉」が発達しています。白色筋肉は、腕立て伏せやウエイトトレーニングなど、 激しい運動で筋肉に負荷をかけることで発達します。

対して、「赤色筋肉」は、脂肪が燃焼するところで、長距離走の選手などで発達しています。
この「赤色筋肉」は、「ダンベル体操」や「鉄棒の斜め懸垂」など、1回あたりの負荷が軽い運動を、回数を重ねることで発達します。
このように、負荷の軽い運動を複数回行うことを続けると、高齢者でも筋肉が付いてきます。

脂肪を燃やす赤色筋肉をつけるには、ジョギングなどの軽すぎる運動では赤色筋肉を増やすには弱すぎます。
かといって、バーベルなどの負荷の高すぎる運動では、白色筋肉が付いてしまいます。

適度な負荷をかけながら、回数を重ねる運動をすることで、赤色筋肉を増やし、それを維持できれば、寝ている間にも脂肪が燃焼され、 内臓脂肪の貯まりにくい体質にすることができるのです。

ダンベル体操


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